CBT化するメリットとは?
これまで紙で実施していた試験を、PCで実施するようにする、つまりCBT化している団体や企業は年々増えており、今後も恐らく増加していくでしょう。例えば大学入試センター試験がCBT化されるということも決定しています。ではCBT化をすると、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
CBT化による試験運用団体・企業のメリット
試験運用団体側のメリットは、一言でいえば運用負荷とコスト削減です。
試験を紙で実施していた時には、実に多様で煩雑な業務が発生していました。
例えば
- 会場手配
- 受験受付申込対応
- 問題用紙/回答用紙の印刷および配送
- 試験当日の運用(本人確認、試験官対応)
- 回答用紙回収および採点集計通知
など…
一方、試験をCBTで実施すると、上記のような業務をすべてCBT試験運用ベンダーに依頼することができるため、試験運用団体側は試験問題作成とプロモーションのみに注力できます。双方のメリットの相乗効果として、受験者数増加を見込むことができ、試験の活性化に大きく寄与することができます。
CBT化による受験者のメリット
受験者はCBT化により、利便性が大きく向上します。
例えば、受験機会(日程、場所)が増え、試験直前まで日程変更が可能になり、自分のペースにあった学習プランを実現できたり、また受験機会も常に得ることができたりします。