CBT化が向いている検定団体ってどんな団体?
試験運営団体は試験を実施することで、資格の普及や価値を向上させたいと考えているかと思います。
そのためには受験者数を増加させることはもちろん、試験制度・問題を良くしていきたい!そんな風に高い志をもった団体にはCBTが向いています。
受験者数を増加させる3個のポイント
受験者数を増加させるためには「CBT化」「明確な出口戦略」「検定試験の権威を高める」この3つが重要になってきます。
まず1つ目のポイントの「CBT化」は非常に効果的な施策です。なぜなら、CBT化により、紙試験と比べて試験機会が増加するため、結果として受験者が増加するからです。同時に、CBTにより受験のハードルを下げることで、潜在的な受験者層を掘り起こすこともできます。
2つ目のポイント「明確な出口戦略」は、検定試験を受けるメリットを明確にすることです。最後のポイント「検定試験の権威を高める」は、設問の質を上げることです。これら2つの要素が満たされていない検定試験は、受験者数が増えるどころか存在価値を見いだせずに終了してしまいます。この2つは、検定団体自身でしか作り上げることはできません。ただ、「CBT化」をすることで試験運営業務が大幅に削減できるため、「明確な出口戦略」「検定試験の権威を高める」に注力することができるようになります。